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交響曲第7番『夜の歌』 テンシュテット＆LPO(1993 LIVE,テンシュテット、ロンドン・フィルとの極上のマーラー 第5番,マーラー 交響曲第6番 イ短調 ,Klaus Tennstedt / クラウス・テンシュテット「Mahler Symphony,Amazon.co.jp: テンシュテット指揮 マーラー:第3.4.5.6.7番超名盤ハイブリッドSACD3枚組。ケースにスレあり。盤面綺麗です。16bitデジタルマスターからのハイレゾ化は一般に音があまり変わらない等と評判が良くないですが、本盤は違います。管弦の柔らかさ、各楽器の分離の良さ、音の厚み、立体感全てにおいて並のハイレゾ以上です。むしろ現代ハイレゾ録音と比べても遜色ありません。驚きました。内容はテンシュテット畢生のマーラー6番と7番です。闘病しながら、正しく命を削りながらタクトを振るテンシュテットとそれに喰らいつくロンドン・フィルの様は最新録音まで含めても比肩するものはありません。あの超名演がこの高い水準の音質で聴けるようになるとは思いませんでした。静養のためロンドン・フィルの音楽監督を辞任し桂冠指揮者として活動していたテンシュテットの最晩年に当たる1991年の「悲劇的」と、最後の演奏&録音となった1993年の「夜の歌」の旧EMI音源の各ライヴを初SACDとして最新復刻!ロンドン・フィルとの数々のマーラー演奏の総決算的意味合いも含めた最終回答かつ、壮絶な記録として歴史に刻まれた演奏です。常に全力で演奏に対峙したテンシュテットの最終期の演奏を、最新のマスタリングを行い再構築!今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。本盤はテンシュテット最晩年の壮絶なライヴとして著名です。遅いテンポもさることながら、ここまでの表現はあまり聴く機会が少ないでしょう。演奏時間が90分を超える1991年ライヴのこの「悲劇的」は表現はより深く陰鬱となり、リスナーは徹底的に打ちのめされます。その後この曲の録音も増えたなか、どれひとつとしてこの演奏に辿り着いた音源はないと言えるほどの特別な演奏ではないでしょうか。夜の歌」は現況では結果としてテンシュテット最後の音源として残された1993年5月のライヴです。この曲でも全体的にテンポは遅く、全曲で88分を超える演奏になっています。ただし曲調から「悲劇的」より重厚さは感じさせず、むしろ一歩一歩噛み締めて演奏しているかのような場面があるのが特徴でしょう。テンシュテットはこの曲の目まぐるしい転調や複雑な側面を含めて我々に明示してくれます。